先日、3ヶ月の試行錯誤の末に、
自作の畳の施術テーブルが完成し、自分の店へと運んだ。
設計に始まって。
この分野の専門家と相談し。
木材を選び。
塗装をかけ。
組み立てて。
オーダーした畳をはめ込んで。
やっと完成した思い入れのあるテーブル。
僕の好きが集結した物。
施術テーブルは、
前のベッドより随分サイズが大きいので、店内の配置を再検討する必要が生じた。
あぁでもない、こうでもないと、
ここでも試行錯誤。
ようやく良い配置が見つかった時、
しっかり塗装されたテーブルと比べて、周りに置いてある棚やデスクのショボさに目が行き始める。
「 店内をもっとシンプルに洗練したい。と考えてたものの、また金かかるなー。 」
と思いながらも、
「 これを機会に、以前、お客さんと話してた立ちデスクも考えてみよか。」
「 こっちの棚は、そもそもいるんか? 」
と、周囲にまで意識が及び始めた。
出来ない、やらない、理由に動機が勝り始める。
「 この畳の渋い緑!絨毯の緑のせいで、印象薄くなってる! 」
と、床にも。
「やっぱ、絨毯いらんかなぁ。敷くなら黒っぽく? いやいらんかなぁ。」
とか。
以前から、頭にはあったけど、腰が上がらなかった店内のシンプル化計画。
思い入れのある施術テーブル1つをきっかけに、
現実的な再検討が始まった。
対象者とのセッションにも影響が出ているのは言うまでもない。
何より、楽しい!!
セラピストとして習熟したいとか。
姿勢全体を整えたいとか。
自分の人生を変えたいとか。
誰でもみんな思ってるハズ。
でも、やりたい動機よりも、やれない理由が上回る。
そんなもんだと。
そんな時、
「なんとか頑張ろう」と意気込むよりも、
何か良いものを1つ。好きなものを1つ。
やりたい!と思う、一見 関係ないことでも1つ。
そこから全体に影響する、能動的な気持ち。
それが本来の自然な、成長に繋がるきっかけなのかもしれない。
対象者 の姿勢や動作と向き合う時も、
改善しよう、是正しようという試みから、一層相手の関心ごとに関心が向くようになってきた。
お気に入りの良い靴買ったら、
ズボンもってなってくじゃないですか。
痩せて体型が変わったら、カッコよくなったら、服も!とか。
良いメガネだったら?
セラピストとして成長したい?
職場の士気を上げたいって思う管理者の方が居たら・・?
・・・良いのが あります 笑
セラピスト自身の動きに影響を与える、
動きの専門家による、専門家のためのセラピストウェア。
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